1982-04-02 第96回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
この点も後であわせて答弁をしていただきたいと思いますが、いずれにしましても先ほどの沖振の金融公庫における貸付業務の沖繩経済社会における企業面での役割り、これはもう年々増大をしてきておりますから、この融資残高だとかあるいは県内の金融機関の融資残高が占めるシェアですか、四十七年度末で約一五%、四千百八十六億円ですか。それが五十五年末では約三五%の一兆四千七百四十八億ですね。そうですね。
この点も後であわせて答弁をしていただきたいと思いますが、いずれにしましても先ほどの沖振の金融公庫における貸付業務の沖繩経済社会における企業面での役割り、これはもう年々増大をしてきておりますから、この融資残高だとかあるいは県内の金融機関の融資残高が占めるシェアですか、四十七年度末で約一五%、四千百八十六億円ですか。それが五十五年末では約三五%の一兆四千七百四十八億ですね。そうですね。
沖繩経済については、復帰以来沖繩振興開発十カ年計画に基づき、本土との格差是正と地域特性を生かした自立的発展の基礎条件整備に努めているが、最終年度となる本年度において必ずしも当初目標の達成されていない分野もあり、かつ未解決の課題を抱えているとのことであります。
時間があれば政府直轄事業の公共事業の発注問題をちょっとお尋ねしたかったのですが、どうも沖繩経済なりが活力——よく活力、活力と言うんだが、活力あるのは基地だけで、あとはちっとも活力ないんだ。火を噴いているのは軍事基地だけ。
これは大臣じゃなくてもいいです、総務局長でも結構ですが、最近の沖繩経済の動向というか、いわゆる景気動向をどういうふうにごらんになっておられるのか、認識しておられるのか、ひとつ御見解をお聞かせいただきたいと思います。
これ以上高くなることは沖繩にとっては好ましからざることでございますから、沖繩経済振興の上から言いましても、これ以上の電力料金の値上げというものは政治的に十分な手を打たなければならない、当面値上げをすることは好ましくない、むしろ安定した電力料金で沖繩の産業を振興するということを基本的な考え方として堅持してまいりたい、このように考えております。
それはそっくりそのまま沖繩経済にも大きな影響を及ぼしている。沖繩全域のいわゆるキビの減収は六億三千万に上ると言われております。これは沖繩経済に及ぼす大変甚大な影響であり、被害であるというふうに見なければなりません。ことしはまだ細かな数字が発表になっていないようでありますけれども、その上に台風がまた十二号だ、十六号だ、十九号だと襲ってまいりました。
しかも沖繩の農業の中では約半分をサトウキビが占めておるわけでありまして、こうした状況の中でサトウキビの価格の問題は当然、沖繩経済に重大な影響を持っておると思います。
ここいらに今後の沖繩経済の発展、県民所得の向上という問題と第一次エネルギーの安価な供給という問題がそれぞれリンクして存在をしている。ここで民営移管をするとすれば、いわゆる沖繩電力を買い取ることが必要になってくるわけであります。株主がやらなければならない。 そこで、政府としては、どういう方向でこの所期の目的を果たしていくかについては関係各省庁でただいま鋭意その実現方について検討いたしておる。
○中山国務大臣 沖繩経済の発展と県民所得の本土並みへの水準の引き上げのために、エネルギーを安価に確保するということを中心に各関係省庁と十分相談をしてまいりたいと考えております。
沖繩もすべて火力に頼っておるというところから、二度の値上げで沖繩経済がおかしくなるのではないかというぐらい大変な事態を迎えております。ことしの春の電気料金改定に当たりましても、原子力発電をやったところは非常に値上げが少なくて済む。いまコスト面でいうと、火力あるいは石炭その他のものに比べて約半分でできるのではないか。
そして沖繩経済の一つの大きな柱になっているわけでございますが、実はこの事業団のいわゆる行政サービスにおいてきわめて不都合なことがあるわけでございます。それは月曜日は皆休みでございます。だれ一人おらないわけでございまして、公園内で見学をする、あるいは見物をすることは全くできないわけでございます。こんな実情がございまして、これはサービス精神にもとるのではないか。
こういうことで沖繩経済は商業ベースで成り立つことが非常に困難な状態。あとは軍基地からのいわゆる収入で、軍用地料が三百億、それからサービス提供費が三百億、基地労働者の収入が三百億、こういうふうないわゆる収入構成に実はなっております。こういう中で一〇〇%石油依存の沖繩電力というものが二回にわたって値上げをする。
こういう財政措置といいますか状況を見てみますと、五十三年下期ごろから五十四年にかけて、あるいは五十五年にかけて、沖繩経済にようやく若干の明るい兆しが見え始めておったのです。雇用の問題失業の面も過去の厳しい状態に比べればやや好転の傾向にあった。
したがいまして、この基地をめぐるいろいろな住民との問題等につきましても、日本政府の立場からできるだけこれを解決してまいるように努力をする、沖繩経済の発展につきましても、ただいま御指摘のような条件を考慮して、各省の施策の面においても考慮していくことが必要だと私は考えておるわけでございます。
ただ、いずれにしましても、これらの大規模プロジェクトの施行はいずれも多大の投資を必要とするものでございまして、やはりその所得効果、雇用効果、これらは沖繩経済にとって大変大きなウエートを持つという期待を地元においてする向きもございますけれども、この施行につきましては、基本的にはその利用度、経済開発効果、採算性あるいは管理運営方式の妥当性等の面を総合的に勘案した上で決定していく必要があるのではないか、このように
びてきたことと相まって、公共事業に対する予算の消化によって沖繩の経済が伸びてきたので、基盤的な面において、さてそういう諸問題、観光に対する見通し、あるいはまた公共事業がとまる、また基地は漸次縮小していくということに対しての、今後における経済の維持、所得の維持でしょうか、県民生活の安定、その見通しに対しては、政府といたしましてもなかなか決めにくいことではありましょうが、何分にもかようなる経済構造によるいまの沖繩経済
また、前年度に引き続き沖繩経済の振興開発を強力に推進するため、地方公共団体、民間企業と協調して資本の誘導を図るための出資金として二億円を予定しております。
最近沖繩経済はやや明るい兆しを見せてきましたが、沖繩には雇用問題を初めといたしまして、まだまだ解決を要する経済的、社会的な種々の問題が介在しております。
でありますと、今日までも大いなる御協力、御援助によりまして、失業者に対しましても何とか仕事を与え、また三ヵ年間の特別保障によって軍の離職者に対しましては御援助いただいておるわけでございますが、私は、いまさっき亀谷総務局長もおっしゃられましたし、また、政務次官もおっしゃっておりましたが、今後における沖繩経済を支える意味において、こういう不自然な状態から見ました場合に、今後ともやはり公共施設に対するところの
要するに、観光収入に大きなウエートを占める沖繩経済の現状あるいは離島である、県民の足であるという考え方、さらには、これは私は気がつかなかったんですが、長距離になりますと燃料の節約等によって安くなる、こういうふうな特殊性を配慮しながら、沖繩県の航空運賃には配慮をする、こういう答弁でございました。
しかしながら、沖繩経済全体をマクロに見た場合に、ただいま先生から御指摘がありましたような人口、所得、産業構造等、もろもろの分野において当初計画との乖離と申しますか、ずれが生じていることは御指摘のとおりであります。
急に本土資本のホテルが進出したりして、逆に沖繩経済としてマイナスの面が出ていはしないかどうか、そういう点。 それから、何といいましても、大臣からもお話がありました、いまなお駐留軍労務者という不安定な雇用状態にある方がたくさんいらっしゃること。また、別の面から言えば、あの膨大な基地ですね、問題は。
そういう意味から、これらの位置づけのために、中小企業の振興自立と申しますか、沖繩経済自立のために、きょうも参議院の本会議において金融公庫法の一部改正をも通過をさせていただいたわけでありますが、こういうもろもろの金融政策を初めその他全般各般にわたって、一日も早くやはり本土との、あらゆる分野において、経済分野においても、あるいは公共施設の問題においても、本土の水準に一日も早く達するように、そしてやはり復帰